自閉スペクトラム症の児童のための介助犬を育成したい

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毎年欠かさず撮影している、学年最後の登校日の様子。

1年生↓

2年生↓

3年生↓

4年生↓

5年生↓

息子のこの背中を見るたびに、思い出と共に「成長したな~」と感じる今日この頃です。

って、ただの親ばか日記になってしまいました…。

通常は終業式は3月下旬に行われるのですが、3年生の最終日だけ撮影日が2月28日になっておりました。

「なんでだろう…」と記憶をたどると、そういえばコロナで全国一斉休校が決まり、この日が3年生最後の登校日となったことを思い出しました。

ブログを更新できなかった3年の間に、息子が「自閉スペクトラム症」と診断されたり、喜界島の実家の母が病で倒れたり、コロナで仕事が激減したりと、私自身も心に余裕がなくなってしまった時期がありました。

でもこの3年間は、私が成長するためにも必要な時間でした。

喜界島には大きな病院がないため、母は私が住んでいる東京で治療することになりました。(今現在はだいぶ良くなり、母は喜界島でゆっくりまったり過ごしております。)

そして実家で飼っていた愛犬ミミも東京へ大移動したのですが、ミミの存在が息子の発達に大きな影響を与えてくれて、学校の先生方もビックリなさっていたほどでした。

息子が診断された「自閉スペクトラム症(以下、ASD)」は症状の説明が難しいのですが、小さいころから「よく迷子になるなぁ…。よく泣いてるなぁ…。よく怒ってるなぁ…。」と思ってはおりました。

1年生の時もよく泣いて帰って来てたっけ。(笑)↓

 

 

色々と悩んだ時期もあったのですが、学校の先生方にたくさん助けていただき、歴代のハムスターや愛犬ミミの力も加わって、息子はどんどんいい方向へ成長していきました。

小学3年の夏にASDと診断された息子。

しかし知能検査では問題がないとのことで、今まで通り通常学級に在籍しながら、週に1回(2時間程度)通級教室を利用する流れとなりました。(中学入学と同時に通級教室の利用も終了予定。)

息子はASDと診断された後、周囲の友達にそのことを公表したそうです。

同じような症状の子がいたら「仲間だね!気持ち分かるよ!」と情報を共有できて、その子の「安心」につながるからというのが理由でした。

自分と同じように苦しんだり悲しんだりしている人がいたら、「大丈夫!何とかなる!」と言ってあげたいそうです。

私も息子を見習って「同じように苦しんでいる子供たちや親御さんの助けになれば…」と、今現在ドッグセラピーにも力を入れております。

アメリカではすでにASDの児童に介助犬が提供されており、改善例も多く報告されております。

私はまだまだ研究段階ではありますが、日本でもASD児童のための介助犬が導入される日が来ることを期待して、アメリカへ視察に行くなどして研究を続けていきたいと思います。

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息子が自分の診断名を友達に明るく公表している姿を見ているうちに、私自身も、医師からいただいたアドバイスや専門書で知った方法を書くことで「今現在、子育てに悩んでいる方々の助けになるかも…」と思うようになりました。(今後は発達障害の情報も載せていく予定です)

保育園からのすすめで、息子が2歳の時に発達の専門機関で診ていただいたことがあるのですが、医師からは「息子さんは脳の伝達部分が『悲しみや怒り』が先に到達するタイプなんだけど、ゆっくり丁寧に育てていけば、小学校高学年くらいから落ち着いてきますよ。」とアドバイスをいただき、それからというもの、発達障害の専門書を読み漁るなどして手探りで育ててきました。

そして小学校高学年になった息子。

当時の専門医がおっしゃっていた通り、息子はかなり落ち着きました。

友達もたくさんできて、学校から「ただいま~!」と帰ってきたかと思ったら、「行ってきま~す!」とランドセルを放り投げて外に遊びに行く息子。

元気で何よりです!

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