ラブラドールレトリーバー(ランちゃん)

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犬種: ラブラドールレトリーバー(ランちゃん)
レッスン開始時: 生後3ヶ月半
当時の悩み: 甘噛みが痛い・砂利を食べる・他
お座りしているラブラドールレトリーバーの子犬パピーコースを卒業しましたラブラドールレトリーバーのランちゃんです。
ランちゃんには姉妹がいるそうなのですが、ランちゃんの姉妹も「ラン」という名前なんだそうです!後日ペットショップの方からその事をお聞きしたそうですが、いやいや私も驚きました。こんな偶然ってあるんですね!ちなみに私の実家にいる犬も実は「ラン」なんですよ~。これも何かのご縁だったのかもしれませんね!
さてランちゃんの飼い主さんのお悩みは、ランちゃんの甘噛みがひどくなってきたことと、お散歩中にランちゃんが砂利を食べてしまうということでした。砂利を食べちゃう子って結構多いんですよね。私の旦那の動物病院でも、あるラブラドールのカルテに「好物・・・砂利。」と書いてあるそうです(笑)。つい笑ってしまいますが、腸を傷付けてしまうことがありますからできるだけやめさせましょう。

まず甘噛みについてですが、これは1日で直すものではなく根気よく犬に噛み加減を学習させることが最も大切です。ランちゃんの飼い主さんは決してランちゃんを叩くことなく、根気よくしつけてらっしゃいました。その結果ランちゃんは徐々に噛み加減が分かってきたようです。子犬なのでまだまだ好奇心旺盛。パピーコース卒業後も手を噛んでみたりすることはあると思いますが、その時は例の「痛い!」方法を続けてくださいね。
みなさんは甘噛みをなんとかしたいと思い、つい手を出してしまったという経験はありませんか?お気持ちは大変よく分かりますが叩いて甘噛みを直そうとすると、逆に攻撃するようになったり興奮しやすい性格になることがありますので気をつけましょう。
犬は人間と違って噛むことでいろんなことを学習していきます。ですから何も噛ませないようにするのではなく、噛んでいいものとそうではないものを教えてあげることが大切だと思います。
愛犬が大事な洋服や靴を噛むのであれば、ただ叱るのではなく「うちの子は何かを噛みたがっているのね。靴はダメだけどこれならいいよ。」と何か噛んでもよいものを与えてあげてください。こうしてあげると愛犬のストレスも減り、飼い主さんとの信頼関係もより深まります。
人間だって大好きなテレビやゲーム、読書の時間などを全て禁止されたら辛いですよね。犬をしつける際にはリーダーシップをとることも大事ですが、”犬の気持ち”になってみることも忘れないでくださいね。
ランちゃんの飼い主さんのもうひとつの悩み「砂利を食べる」ですが、まずは飼い主さんがこの「砂利」に負けないような魅力を持てるよう、愛犬との絆を深めるトレーニングをする必要があります。そこで飼い主さんにはアイコンタクトの練習やおやつを使ってのトレーニングを頑張っていただきました。まだまだ砂利にも興味があるようですが、レッスン当初からするとだいぶ飼い主さんを見てお散歩できるようになりました。飼い主さんの努力の結果です!
あとはトレーニングを継続するだけです。やり方が分からなくなったり不安になったりしましたらいつでも飛んでいきますので、その時はまたご連絡くださいね!